誤穿刺


腹壁を介して胃壁を穿刺する際に、横行結腸・肝外側区域などを損傷
防止対策
内視鏡の透過光を確認する。

腹壁を押して胃壁を指の形の圧迫が確認されれば、胃と腹壁の間に介在物はないと判断。

誤穿刺が疑われた際の処置

 横行結腸の場合

禁食・抗生物質投与を行ない、単純X線・CTで free air・腹水の有無を確認。

保存的に経過観察を行ない、白血球数・CRP・腹部症状などに増悪がみられる場合は外科的処置(損傷部修復・ドレナージ術)が必要。

 肝外側区域の場合

保存的に軽快しなければ、輸血・IVR・外科的止血術が必要。

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