摂食嚥下班会議議事録
NPO多摩胃ろうネットワーク
令和元年度 第1回会議摂食嚥下班会議 議事録要旨
日時:平成31年6月19日(水) 19時00~21時00
会場:日医大永山 C棟2階集会室
議題
1.5月26日開催の市民公開講座について
アンケート結果は、ホームページ参照。
内容は、市民向けにわかりやすく好評であった。
参加者の約半数がチラシやもしもし新聞などの広報が参加のきっかけとなっていた。
今回、記事締め切りが間に合わずたま広報に掲載できなかった。たま広報は市民の
情報源として有効なものなので次回は間に合わせたい。たま広報は、3か月前には
内容を決定していないと間に合わないことから、11月予定の講座準備を進めていく必要がある。
チラシの表現方法をもっと一般的にわかりやすい言葉に次回はしていきたい。
2.PC及びスマホの情報ツール改良の進捗状況
イメージを一新して一般の方向けに改良を進め、見やすくなってきている。
まだ表現に専門用語が多く、ポップで解説文書を付加するなど検討が必要。
歯科分野は最新情報を掲載することができたので、活用していってもらいたい。
医科分野の摂食嚥下外来などの情報は、まだ整理できていないので、関係スタッフに協力を求めたい。
市内4病院のほか、在宅医療を行うクリニックも出していきたい。
データベース項目は宮本リーダー提案の内容で了承
→病院名、所在地、摂食嚥下外来、窓口担当者、嚥下評価内視鏡、嚥下評価造影、嚥下訓練、胃ろう造設、胃ろう交換
栄養剤、栄養補助食品の情報はかなり古く見直しができていないので、管理栄養士の方々にチェックしてもらっていく。
3.リーフレットの配架方法
三つ折りリーフレット第一号が完成し、6000部作成。配架にあたり、多くの人の目にふれやすいようスタンドを
一緒に配布したい。
予算の都合上100スタンド注文し届き次第、NPOの関連機関及び協力施設を中心に順次配布する。
4.今後の市民公開講座
理事会では胃ろうが話題に上がっていたが、昨年も行った嚥下で進めていきたい。
候補日:11月17日㈰または12月1日㈰で、14時から16時
会場予定:日本医科大学多摩永山病院 C棟2階集会室
テーマ:
次年度から、市の検診項目が追加される内容に密着した形で、予防と改善に焦点を当てて行ってはどうか
理事会に提案してみることになった。
メールでやり取りしながら準備を進めていく。候補の講師も順次アプローチする。
・市の検診に追加される項目と意義
・嚥下のメカニズムと事例紹介
・STが教える日頃の備えと簡単訓練
の3本立てくらいで素案を作成して、講師探しを含めて詳細の調整を行って行きたい。
5.班メンバーの各分野別情報交換
歯科医:
医科との連携を始めている。医療機関ごとに窓口や紹介方法などが違うため、もう少しスムーズに
連携できたらと思う。
桜が丘の健康センターは、稲城市立病院に紹介している。
ケアマネ:
嚥下に問題がある利用者さんがどこかの施設に関わっているといいのだが、ない場合は困る。
こういう紹介施設があると助かる。
看護師:
ST不足に伴い、現場のスキルアップが課題。問題点を見つけても、改善の可否や具体的方法など
専門家に相談したいと思うが方法がない。
管理栄養士:
あいクリニックの山川氏が東京都栄養士会の地区支部長に着任。近隣5市とのネットワークを
進めていく予定とのこと。
栄養の重要性について、支援者たちの知識不足が問題だと感じている。
言語聴覚士:
院内体制整備が進み、保険算定と合わせて看護部との協力体制が整ってきた。院外との連携や
フォロアップについては、課題が多く難渋。
薬剤師:
リーフレットが届いたら、手に取ってもらえるよう協力していきたい。
薬は口から入るものがほとんどなので、スタッフのスキルアップをしていきたい。
6.その他
●介護施設などのスタッフ向けセミナーや出前講座について、現在まで申し込みはゼロ。
フォームは作成してあるので、アピールしていく。
●NPOの予算が厳しくなってきている。活動が活発化すると、それに伴い出費も増える。
賛助会員、賛助企業を増やしていきたいので、活動のアピールを各所でお願いすると
ともに、興味をもってくれたところがあれば、事務局まで一方いただきたい。
次回の班会議 予定
9月11日(水)19:00~ 摂食嚥下班会議 日医大C棟2階会議室(予定)