摂食嚥下班会議議事録
NPO多摩胃ろうネットワーク
平成30年度第11回会議摂食嚥下班会議 議事録要旨
日時:平成30年11月28日(水) 17時00~21時00
会場:日医大永山 C棟第1会議室
議題
1.11月11日 市民公開講座報告 事務局補佐 近藤より
「身体測定からわかるあなたの健康状態」栄養状態を確認するための計測セミナー
11月11日(日)10:30-14:15晴天。
多摩歯科医会様との主催で開催。
入り口のいい場所を使用させていただいた。
動員は、76名。
白井理事、お手製の着ぐるみで、PRしていただいた。
午前中の計測から、水野先生の講演まで時間があったので、講演時の動員は、40名位
アンケートの集計結果から市民参加が56%、その他が33%
チラシ45%、もしもし新聞22%
今回のチラシは、デザイナーに依頼して作成したために動員が増えたと思われます。
内容は、わかりやすく参考になったとの意見が多数。
やはり、水野先生の講演会は評価が高いです。
2.各ワーキンググループより報告
「多摩摂食嚥下MAP-食の連携」ワーキンググループ
IT担当 浜本氏よりスマホの画面報告。
参考資料参照
意見は、誰を対象に配信するのか。
日医大の刻み食は、どのようなものか退院してきた患者様を担当する訪看が知りたい。
次回の会議日程を決めてメーリングリストで展開する。
3.各施設における現状報告と問題点の提起
多摩歯科医会 白井先生より
・稲城市立病院:6月からオフィシャルじゃない形で摂食嚥下障害患者の受け入れ 地域連携室を
通して耳鼻咽喉科が受け入れる。公開してしまうとパンクしてしまう可能性がある。
対象が稲城市民。稲城市民が、多摩の健康センターに来ることにハードルがある。
現時点で、患者様が0。稲城歯科医会の先生から特定健診を受けて依頼するように打診している。
・がん周術期の病診連携で聖ヶ丘病院に訪問する。医療連携担当が替わって前向きになっている。
介護部会 降旗さんより
多摩市介護職員部会において「嚥下障害に対する調理の工夫」 写真あり。
9月20日(木)19:00-20:30 30人参加。
西山さんと小笠原さん 水分摂取や摂食えん下食や調理の工夫の講演。 写真あり。
多摩市介護医療福祉多職種交流会を2019年開催予定。
日程決まり次第 降旗さんからご連絡いただく。宣伝のスピーチを2-3分お願いする。
リーフレットを配るように間に合わせる。
看護師より 日医大多摩永山 渡辺さん
日医大多摩永山病院の認定看護師 18人。
地域に発信していくことが始まった。2018年末から持ち回りで、研修会を行っている。
12月は、老人看護認定看護師から認知症ケアについて行う。
対象は、看護師。院外に向けても行っていく。
白井先生:多摩南部地域病院は、多摩歯科医会への案内も頂いている。
医師会や歯科医会への案内も検討していただくように依頼。
栄養士より
先程の報告同様。
STより 黄金井さん
院内で、増員が認められて11月1日に入職。今回、ご挨拶。
増員の影響で院内オーダー件数が新規1日4件と増えている。活動しやすくなった。
ドイツ研修報告 黄金井さんより
10月4-18日 二週間ドイツ滞在。
内閣府の地域コアインターンプログラム参加。
青少年育成と障害者サポート、高齢者サポート 3分野分かれている。
各団全国から8名。団長がいて9名。3団で27名。
厚生労働省のえらい人、連邦議会の政務次官と会食。日本領事館へも訪問。
ドイツの人口9000人弱 高齢化率 25% 日本とほぼ同じ構成。多摩市は、27%。
ドイツは日本の介護保険にすごく注目している。
印象的だったのは、ドイツの高齢者はとても生き生きしている。
自分の終末期の自己決定がすごく尊重されている。
施設のエントランスでおばあちゃんが、タバコすっている。
部屋でワインやビールを飲んでいる。施設は認めている。
認知症の徘徊も自由に徘徊している。
胃ろうは、200人の高齢者施設で1人くらい。
在宅でどう看取るか、食べられなくなったらその人の最後。
出発前に合宿。帰国後も研修施設でディスカッション。
ドイツで学んだことをどう地域に還元できるかを9人で話し合って、1月27日(土)に
団長さんの施設(四国高知の施設理事長)で、集合。
2月NPOマネージメントフォーラム内閣府主催で、東京で合宿スタイル。
医療介護分野セキュリティや個人情報をどう扱うか。二泊三日で話し合う。
レポートが大変。いい経験になった。
薬剤師より 龍生堂薬局 羽賀さん
市民公開講座で配布したハウスの食品をかなり配ることができた。
その結果がどうなるかは、わからない。
いま多摩市がフレイル注目しているどのエリアでもそうだが、
薬局から発信できる事はやっていく。リーフレット配布協力依頼
南多摩保健所より 白井様(オフィシャルではない)
①多摩南部地域病院 重松先生から摂食嚥下外来(重松先生)開設に向けて講演会を行った。
日 時:11月14日(水)19:00~医療従事者向け(主に)
場 所:南多摩保健所 講堂
講 師:重松先生と西山管理栄養士が講師。
参加者 :53名
参加施設:天本病院、多摩南部地域、日医大多摩永山、日野市立、稲城市立、永生、聖ヶ丘、
桜ヶ丘、等 病院関係参加者が多かった。アンケートで病院内の摂食えん下支援を地域で
必要なことは?病院の情報と役割を知りたいとの回答。
冒頭に重松先生が、NPO法人多摩胃ろう・摂食えん下ネットワークの宣伝をしてくださった。
栄養士さんのかかわりを西山さんがお話。
次回は、12月12日(水) 18:30~介護従事者(主に)ST 吉澤さん講演
②11月29日(木) 保健所協議会 地域関係者が集まる。
摂食嚥下情報連携ツールについて紹介。NPOが活動していることも報告。
年明け、地域保健医療協議会部会でも同様の報告。
③稲城台病院が、摂食嚥下関係で頭角をあらわしてきている。
東名厚木病院から吉村さん(看護師)が来てからかなり力が入っている。
高齢者認知症や高次機能障害への摂食嚥下指導に力を入れている。
病院の内覧会も行っている。かなり広報している。
仲間に入ってもらうといいと思う。
④もしもし新聞が多摩府中保健所に摂食嚥下障害に関しての取材依頼がいった。
多摩府中保健所の情報が載ってしまう。もしもし新聞にうまく売り込みをするといいと思う。
⑤稲城市が、後期高齢者歯科制度における歯科検診が始まった。東京都後期高齢者広域連合が
30年度に始めた。75歳以上の口腔機能を診ていく健診のスクリーニングしていく。
訓練が必要な人があぶりだされて来るはず。多摩市も来年は無理だが近いうちにはじまるので、
受け皿の構築をお願いしたい。
歯科医会 白井先生:2020年から多摩市も始まる。
そうすると嚥下に問題があった場合は受け入れる。受け皿を危惧している。
ボランティアコーディネーター佐京さん欠席
日医大多摩永山 宮本医師より
摂食嚥下外来も宮本先生が細々やっている状態。
白井先生:マンパワーが足りない部分は歯科医会に逆紹介していただくとうまくいくと思う。
多摩南部の重松先生に提案している。
近藤:12月9日 NPO広報 地域メディアの活用のセミナーに参加してくる。
事務局大津さんより
胃ろう班がほぼ活動できていない。胃ろうスコープを使用しての在宅胃ろう交換の
データを集積している。NPOのスコープの使用期限が切れた。
これからどうするか検討中
摂食嚥下班の来年度事業計画を宮本先生に取りまとめてもらう。宅
各ワーキンググループの皆さんから次年度のやりたいことがあれば言っていただきたい。
予算化をしていきたい。ご意見を頂戴したい。
WGの活動に関して補助をしていけるのではないかと思う。
具体的には、WG会議に関して食事補助を行う。
宮本先生からのお願い
班会議から班会議の間で行った会議等の進捗報告をしてほしい。
その際に集まって食事をした場合は、領収書の計上について会計士の先生に相談してから
配信する。
2019年1月16日が、初年度理事会なので、それまでに事業計画を宮本先生がまとめる。
リーフレットの作成については、デザイナーと相談して印刷して1月11日に間に合うように
完成させて配布する。
4.次回の市民公開講座の内容を集める。
元々は2月に予定していた。く
理事会を臨時招集して、内容はきめる。
次回摂食嚥下班会議 2019年1月30日(水)19時から日医大多摩永山 第1会議室