摂食嚥下班会議議事録
NPO多摩胃ろうネットワーク
平成30年度第七回会議摂食嚥下班会議 議事録要旨
日時:平成30年3月7日(水) 17時00~21時00
会場:日医大永山 C棟第1会議室
議題
1.1月17日 理事会報告
年間計画:教育啓もう活動として、5月13日市民公開講座開催が決定。
摂食嚥下班で検討しているセミナー開催については、班会議で計画していくことで合意。
ホームページ:予算化して内容の充実をすすめていく。
新理事:承認
2.各施設における現状報告と問題点の提起
①多摩歯科医会
1月15日に医師会の新年会に出席し名刺交換をおこなった。
聖蹟桜ヶ丘の健康センターで障がい者の歯科診療を行っており、摂食嚥下評価もしている。
東小金井の多摩クリニックと連携しているが距離があるため、近隣の病院と連携していけるよう
調整をすすめている。病院によっては体制が変わることもあるため、
適宜確認していきながら連携を継続できるようにしていきたいと思っている。
②診療報酬改定について
平成30年度診療報酬改定で、訪問歯科診療について歩み寄りの方向性が出ている。
障害児についても改定が入ってくるの。詳細な改定内容を確認してほしい。
③病院看護師より
院内でマニュアル整備を進めている。退院支援ナースと訪問薬剤師との連携も重視している。
④病院管理栄養士より
専門用語を避け、簡単な言葉に表現を変えて、一覧表を作って渡すようにしている。
病院食を公開することについては、院内の承認を得てからになるが前向きに進めている。
⑤薬剤師
薬剤師は患者や医療関係者など様々な方と接する機会があるため、
情報をひろいあげてつなぐことが役割のひとつと思っている。
⑥南多摩保健所
退院患者に情報を持ち帰って役立ててもらうことを目指して関係者と会議を行っている。
介護職からは、もらえれば勉強してキャッチしていくとの返答をもらえた。
専門職↔専門職、専門職↔患者・家族、の2パターン作ることになった。
リーフレット作成の方向。
⑦摩市内の地域情報より
多摩市で育成している介護予防リーダーが一般的な全身体操に加えて
嚥下体操も組み込んでいるところが出てきている。
3.2月11日市民公開講座の結果報告
アンケートの集計結果をもとに報告をおこなった。
体験を取り入れた講座は好評価を得られた。
4.嚥下班のホームページに関して
①未完成の部分あるが、順次作成を進めていく
②嚥下班への問い合わせシステム構築については浜本氏、黄金井氏で相談し進める
5.出前講座(嚥下班所属の講師の派遣)について
①講師派遣の申し込みを受けられるよう申し込みフォームを作成していく方針。
②申込者のニーズを確認し、そのニーズに合わせて申し込みができるツールが必要である。
またどの職種が講師をするのが効果的かを判断し講師の選出する必要がある。
③申し込みフォームは嚥下班のホームページもしくは多摩胃ろう・摂食えん下ネットワークの
ホームページに設置していくことを検討中
④申し込みフォームがあることについてのアナウンスについては下記リーフレットへの記載や
多摩胃ろう・摂食えん下ネットワークのホームページに貼付ける等行う。
6.リーフレット作成について
①当NPO法人がどのような活動を行っているか認知して頂ける様なリーフレットを作成し、
啓発活動に使用していきたいと考えている。またリーフレットは公開講座や出前講座等の機会での
配布や薬局や公民館、ボランティアセンターなどの一般の方の目に触れる場所に設置して
頂くことを検討中。
②宮本委員長よりリーフレット作成はNPOの活動を認知してもらう為には必要でありやるべき
ことである。リーフレットのたたき台を次回の会議までに作成し審議することとなった。
リーフレット作成に関して参加メンバーの異論はなかった。
また、嚥下班の活動についてタウン誌やケーブルテレビやラジオ等の活用を検討する。
7.IT関連について
①各施設の食形態の閲覧ツールについて、各施設の食形態の登録に関しては市内4病院の栄養士と
浜本氏が集合し分化会を開催し食形態リストのベース作りを行う方針となった。
②①に関して浜本氏よりメーリングリストを作成し、各病院が連絡取りやすいよう環境を整えて
いく事となった。
8.その他
①多摩歯科医会より、歯科医療マップの最新版を市内4病院、多摩市行政、
多摩胃ろう・摂食えん下ネットワークへ配布していく予定。また当NPO法人のメーリングリストに
添付して配布していくとのこと。
②5月13日(日)に日本医科大学多摩永山病院 集会室にて市民公開講座を行う
次回会議予定
5月9日(水)19:00~ 日本医科大学多摩永山病院 C棟2階第1会議室