摂食嚥下班会議議事録
NPO多摩胃ろうネットワーク
平成25年度第3回摂食嚥下班会議議事録
日時:平成25年9月17日(火)18時00分~19時55分
会場:新天本病院
参加者(敬称略):宮本、門脇、淵野、大津、廣瀬、前田、櫻井、木下、池田、羽賀、佐々木
議題
1.新規参加者の紹介
池田 幸子さん 地域包括支援センター堀之内在勤
廣瀬 友美さん 多摩市健康福祉部健康推進課在勤(個人参加として新規参加)
2.9月28日 市民公開講座について(淵野さん、門脇さん)
1) 9月28日の市民公開講座は、午前・午後の2部構成となっている。
午前(9:30~11:30):嚥下と食事介助のポイントについて (参加費無料)
場所:関戸公民館ヴィータコミューネ8階 大会議室
講師:門脇 遼先生 新天本病院言語聴覚士
午後(13:30~16:30):「胃ろうについて」~経管栄養の技術とケア~(テキスト代\3000)
場所:関戸公民館ヴィータコミューネ8階 創作室
講師:厚生荘病院看護師
・午前、午後の会場が異なるので注意。
・胃ろうネットワークのホームページにお知らせをアップしているが、現在参加申込者が15名程度と少ない。
各施設においても参加者を募って欲しい。
・当日の集合時間は9:00とし、準備する座席数は50席とする。
・準備する物は、パソコン、紙コップ、トロミ材、お茶、ゼリー。(淵野さんが手配)
・市民講座開始の挨拶は、宮脇先生もしくは宮本先生にお願いする。
2)「嚥下と食事介助のポイントについて」の講義内容について(門脇さん)
講義内容は、天本病院・あいセーフティネットの紹介 → 嚥下の仕組み → VFのDVD → 摂食嚥下障害の原因
→ 休憩 → 食事介助の方法・姿勢について体験を交えて説明 → デモンストレーション → 食形態・トロミ
→ 食事介助のポイント → 実技 → 質疑・応答の流れでTotal 90分を予定。
・対象者は、ヘルパー、ケアマネ、一般市民となることが予測されている。よって、
席順は各対象者が交互に座れるよう調整する。
・講義では実技を含めて行っていくが、姿勢・食事介助・トロミ材の粘度の違いを実際に体験してもらう予定である。
3.多摩市摂食嚥下機能支援推進事業について(廣瀬さん)
・今後、南多摩保健所が行っていた「摂食・嚥下機能支援取組」を引き継ぎ、
多摩市として「摂食嚥下機能支援推進事業」に取り組んでいくこととなる。
そこで、胃ろうネットワークとして宮本先生に参加をお願いしたい。→ 宮本先生承諾。
・今後協議会を行っていくが、協議会の前に準備会を行う予定(10月中を予定)
・準備会では、協議会メンバーとしてどの職種に参加してもらうのが良いかを検討。
・NPOとして準備会
・協議会の中で検討して欲しい内容。
1) NPOとして、どのように協力していくことが有効か(システムズも含む)
2) 胃ろうネットワークとしては、胃ろうに関する問い合わせは来るようになったが、
摂食・嚥下についても活動できるよう活用できないか。
3)南多摩保健所の事業の一部として作成した、摂食嚥下の地域連携パスの活用方法。
4.Appアプリケーションの説明会および意見交換(大津さん)
1) あったら便利な機能
・スケジュール管理(介護サービス、ヘルパー、デイケアの活用日時など)が本人とケアマネなどが共有できる。
・住所入力すると包括支援センターが表示される。
・処方薬、アレルギー、緊急連絡先、本人の意思決定。
・薬の服用時間に「薬を飲んで」などの服薬を促す表示やアラーム。
服薬をしたことor服薬していないことを共有者への連絡。
・処方薬の内容が薬局で更新できる。
2) 最終的には、カルテの様な「どこの病院に通院しているか」
「薬の処方内容」「予定されている検査や受診予約」などが閲覧できるものを目指している。
今後、実際に活用してみて意見を出して欲しい。
5.その他
1) 多摩胃ろうネットワーク:摂食嚥下班の活動・参画促進の説明について
・文章の内容に変更はないが文言を柔らかくした。
・八王子のケアマネ連絡会では説明済み。多摩市のケアマネ連絡会は9月18日に説明する。
2) 大津さんより、今週末群馬の沼田利根地区で胃ろうネットワーク・摂食嚥下班の活動内容
(今までの活動内容、進展、IT化、嚥下障害への関わりなど)を説明してくる。
3) 11月2日の市民公開講座では、リブト共催でスコープを使用しての胃ろう交換、在宅での胃ろう交換を行う予定である。
2月の八王子市民公開講座も往診での胃ろう交換を予定している。
次回開催予定日は12月17日(火)19:00~ 新天本病院にて